佐賀県祐徳稲荷神社の境内にて。左馬というそうで、右に並ぶものがいないほど傑出した才能、また馬は左側にはつまずかないことから長い人生をつまずくことなく過ごせるとか、商売繁盛、家業繁栄などなど、いいことづくしの文字なのだそう。絵馬を買っとけばよかったかな。 |
私たちは日本でも個人事業主として仕事をしてきたので、毎年確定申告をして税金を納めていました。
それが海外移住となるとどうなるのかなと思い、ビザサポートの方に尋ねたところ、「今年の日本滞在中の日本での収入は、日本にいる間に確定申告をしてきてください」と言われ、「でも確定申告っていつも12月終わってからやるよな、どうやるのかな?」と思い税務署に電話。海外に7月に渡航する旨を伝えると、「6月末で準確定申告書を提出してください」とのこと。必要なのは、収支内訳書と支払調書があれば支払調書、私は年の途中までパートでも仕事をしていたので、そこでの源泉徴収票、印鑑、と言われました。その時点ではまだ4月だったのですが、「前もって予約を取ったほうがいいです、6月27か28はいかがですか?」と言われ、1か月以上前だったにも関わらず時間も指定して予約をしました。
私も夫も6月中ぎりぎりまで仕事をしていたので、その分の収入を6月中までになるべく支払いを済ませてもらって、支払調書も受け取り、経費等の入力もして、普段2月ごろやる作業をせっせと仕事と並行しながらなんとか終わらせました。「収支内訳書」と言われたのですが、私たちはいつも青色申告で申告していたので、収支内訳書は見当たらず、どれのことか再度税務署に確認すると「青色申告の場合は『青色申告決算書』で結構です」とのこと。白色の場合は収支内訳書で、青色の場合は青色申告決算書のようです。
ひととおりの書類を用意して、予約した当日、税務署へ。
これまで確定申告は郵送で送っていたので、面と向かっての税務署職員さんとのやり取りははじめて。ちょっと緊張しましたが、普段確定申告時に提出する書類を一式持参したのでそれを見せると、「平成○○年分の確定申告書」とあるタイトルの「の」と「確」の間に「準」という字を手書きで書かれ、記入間違いをしていたところを一部指摘され二本線で訂正を求められただけで、すんなり受け取ってもらえました。
書類はそれでOK、終わりかなと思ったら「納税管理者を立てる必要があります」と。「電話で伝えていませんでしたか?」と言われたのでそれについては言われていませんでした、というと、「還付金がありますが、国外におられる方の口座に還付金を送金することはできないので、納税管理者の口座に入金することになります。また何か申告に関して不明な点がある場合も納税管理者を通して確認しますので、御身内などで納税管理者になっていただける方はいますか?」と。その場で夫が義母に連絡し、内容を説明し、納税管理者になってもらうことを承諾してもらい、義母の口座番号を聞いて書類に書き込みました。
それだけですべておしまい。想像していたよりも簡単でした。領収書をまとめたファイルとか、過去の確定申告の記録も念のため持参しましたが、そちらも一切必要なし。
これから海外に移住される方で、日本で確定申告をされていた方は参考にしてみてください。
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