チュニジア旅行に行ってきました①




あのう、ほぼ一年前のことなんですが、記録として書かせてください。。。

日本にいたころ、日本に住むチュニジア人 Rさんとカウチサーフィンを通じて仲良くなり、100キロ強の距離だったのでお互いの家を時々訪ねるようになりました。そして私たちがベルリンに移住となった後も、この交流は続いていて、今度彼のお兄さんがチュニジアで結婚式をするのに彼も出席するから、その機会にチュニジアに遊びに来ないかと誘ってくれたのです。

行く!となって飛行機を予約、確か二人で往復で500€強だったと思います(何分1年前の話ですのでむにゃむにゃ。。。) まずベルリンからパリへ、そこからチュニジアへの乗り換えです。


パリ行きでの機内食 パリまでは短いのでお菓子だけ でも美味♡


パリ発チュニジア行き かわいいバッグに入って機内食が配られました


初めてのアフリカ大陸、とってもわくわくで、陸が見えるかという頃には窓にへばりつきでした。

初めてのアフリカ大陸!

無事にチュニス-カルタゴ国際空港に着陸しました。Rさんが迎えに来てくれていたので、そこからRさんの車でまずは荷物を置きにAirbnbでRさんが見つけてくれた一軒家へ。荷物を置いて、宿泊先からすぐ近くのRさんの実家へ。Rさんのお母さん、妹さん、叔母さんたちがいらっしゃって、私たちに夕飯をごちそうしてくださいました。とにかくみんなあったかい。初対面なのに、緊張とかぎこちなさとか全くなくて、本当に歓迎してくれているのがわかってとっても嬉しかったです。Rさんの人柄からも察しはつくけれど、本当に素敵なご家族です。



食卓にはよく食べるというデーツも


翌朝起きると明るさがさすがに北緯52度のベルリンとは全然違う!ベルリンの12月後半は一番日が短いころで、日が昇るのも8時過ぎ、その上ほとんど分厚い雲に覆われて太陽は見えず、とにかく暗いのです。その鬱々とした日々から一転、南国のような明るさ!やっぱり太陽があるだけで人の気持ちは変わるものですね。
明るい中で改めて宿泊先の一軒家を眺めると、南の国らしさを感じる作りでとても素敵です。

ブーゲンビリアとローズマリーの生垣


床のタイルが全部の部屋で違います




Rさんが朝ご飯を食べに連れて行ってくれました。昔なじみの友達と会うから、一緒に行こうと誘ってくれたのです。友達と合流して、向かったのはテラス席も広々~なカフェ。昔はこのカフェは男性のものだった、というようなことをRさんが話したと思います。でも今はそうではなくなった、それでも女性がこのカフェにいるのは少ない、というようなことも。確かに私たちが座っていた時には私以外に1人の女性もいませんでした。




朝食の後は、Rさんの友達と一緒にバルドー博物館へ。そもそもチュニジアについての予備知識がなかったので、この博物館も知らなかったのですが、ここはもともとは宮殿として建てられた建物で、それを今は古代ローマ時代のモザイク、古代ギリシア、さらには先史時代のものまで収蔵している、必見の博物館とのこと。

中に入ると、しょっぱなからモザイク。そして広い!大きい!
そして、ローマ時代の貴重なモザイクの上を土足で歩いてよい!
なんだかもったいない気持ちになります。




このモザイクはすべて天然の石。色を付けたわけではなくて、その石本来の色を利用して、絵画になるようにはめ込み、作られているのです。一粒の小さいこと!そして遠くから見るとその濃淡が本当に効果的で、これが2000年やら昔に作られたものだなんて、人間のできることってある部分においては全く変わってないんだなあ、と数千年前の芸術にため息が出ます。







博物館の中にはモザイクのほかにも、土器、石器、海から引き揚げられたローマ時代の品々、宝飾品などたくさんのものがありました。この博物館で2015年にテロ事件があり、日本人の観光客は減ったと聞きましたが、今は警備も厳重になっていました。機会があったら是非行ってみてほしいです。



いったいあと何回でこのチュニジア旅を書き終えられるかわかりませんが、まずはここまで。




Etsyでベルリンで見つけたアンティーク商品の販売をしています。
私のEtsyショップはこちら:MeineLieblingsdinge




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