HAPPA-HAPPA day 落ち葉掃除をしました

 晩秋のベルリンです。晩秋とは言っても、最高気温が10度をしたまわる日も少なくないので、私にとってはすでに冬ですが、ドイツ人にしてみればまだ秋、ということのようです。


ベルリンも日本のように紅葉がとてもきれいです。特にベルリンは国の首都であり、大都会なのに、街の中にも森があったり、木の生い茂る市民公園もたくさんあって、街にいながらにして紅葉も楽しめる、とても気持ちのいい街です。




ただ、紅葉が楽しめるということは、それだけ落ち葉も多いということ。こっちは歩道が石畳のところも多いし、秋冬は雨も多く落ち葉が濡れて滑りやすくなります。

それなので、街路の落ち葉掃除は必須。

私の住んでいるところは一軒家が立ち並ぶ地域なので、それぞれの家の住人たちが、自分の敷地前の通りの落ち葉掃除を毎日のようにしています。





それだけでも大変ですが、私たちの住む家はこの地域でも特別広い庭を持つ豪邸!(私たちはそこを間借りしているだけです。。。)庭に大きな木が5、6本あって、それがわっさわっさと落ち葉を降らせます。それを冬中放っておくと落葉の下の芝生が傷んでしまうので、もうこれ以上落ちないかな、だいたい木がはだかになってきたな、というところで年に一度の落ち葉掃除デーが開かれます。


昨日がその日。同居人がこのイベントになにか面白い名前を付けようというので、日本語の葉っぱとドイツ語のぱくぱく、むしゃむしゃのような意味合いの「HAPPA-HAPPA day」となりました。私たちの家は3階建てで、それぞれのフロアごとに違う世帯が住んでいるのですが、この日はすべての階の住人が一丸となって落ち葉掃除。

前もって借りて運んできてもらった巨大コンテナに庭の落ち葉を入れていきます。朝10時にみんなで作業開始。


大きな熊手で集めて、それをビニールシートに乗せて、コンテナまで運びます。





一人の同居人はサンタクロースのように担いでいったり。




例年はこの日までに雨が降ることが多く、集める落葉も湿っているので重いらしいのですが、今年は乾燥していたのでらくでした。

ただ、乾燥していたため、葉っぱがかさばって、コンテナ1つがすぐにいっぱいに。

どうしようかと協議の結果、中に人が入って踏みしめて小さくしよう、と。するとイベントの名付け親の同居人がすぐさまダイブ!踏みしめたり寝転んだり。夫も一緒になって、二人で横並びに寝て楽しそう。男子はこういうの好きだねえ。




男子のおかげでスペースができて、何とか落ち葉が入りました。入りきらなかった分は大きなごみ袋に入れて、ごみの日に出すことになったよう。


2時間半の作業の結果、やっと芝生がきれいに見えるまでに片付きました。




そのあとは、庭で焚火を囲んでおひるごはん。もう一つのHAPPA-HAPPAタイム。同居人が作ってくれたスープをみんなでいただきました。




ビールやウイスキーまででて、部屋に戻ったら疲れと酔いで日曜の午後を寝て過ごしました。







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