ベルリンでのパスポートの更新(シールタイプのビザの張替え)について その2

 やっとこのトピックを締めくくれるようになったのに、ずっとほったらかしていました。。。すみません。季節が3つほど過ぎた気がします。


庭の落ち葉の量半端ない!


前回までの記事はこちらです。新しいパスポートを受け取って、ビザを張り替える予約をしたところまででした。


その後、ベルリンも本格的にコロナが蔓延してきて、1回目のロックダウンが始まってしまいました。この時は役場も基本的には閉鎖となったため、私は4月に入れていた予約がどうなるのかとメールで問い合わせました。すると、以前に入れた予約はキャンセルされ、新たな予約日時をもらうことができました。


新しい予約日当日、そのBürgeramtに行くと、ものごとはスムーズに進みました。待合室で待機番号が表示されたら、掲示板に表示された部屋に行きます。部屋には二人の職員さんがいますが、担当者はそのうちの一人。もう一人の人はほかの人の担当です(他人の役所事情も言葉さえわかれば筒抜けです。そういうところのプライバシーは特に重視してないよう。)。まず、古いパスポートと新しいパスポートを見せて、そして持ってくるようにと言われていた証明写真を渡しました。すると、手続きをしてくれて、レシートサイズの請求書のようなものを渡され、1階にあるATMのような機械から振り込むようにと。その額67€! 高い!張り替えるだけなのに。。。 パスポート更新しなきゃ必要ないお金なのに。。。 でも仕方ありません。ちなみに、その機械は現金しか受け付けなかったので、もしこのブログを参考にする方は、現金を用意していくことをお勧めします。お金を払って、機械から出てくるレシートをもって、先ほどの担当者さんの部屋に行きます。レシートを渡して、処理完了、となるのかと思いきや、コロナの影響なのか、この場での張替えはできないとのこと。後日Bürgeramtからメールが来るので、それが来たら受け取りに行くように、とのことでした。これで終わると思ったのにーーー。新旧のパスポートを持ってがっくり肩を落とし帰ります。

その時点で5月14日。



5月ごろの庭の写真。この季節は芝刈り


そしてメールがやっと来たのが7月はじめ。今度は家から15分のBürgeramtに来いとのこと。近くてラッキー、待ち時間長いのは嫌だから、朝一で行こうと張り切って出かけました。数人待っていましたが30分くらいで自分の番に。職員さんに受け取ったメールを見せるとすぐに私の書類を探しに行ってくれました。はー!やっとこれで終わりかなと思ったところが。。。なかなか職員さん、戻ってこない。。。席に戻ってきたと思ったら電話をかけ始めた。。。嫌な予感。。。「何かの手違いで、もうここに新しいビザがあるというメールが行っちゃったみたいだけど、まだだったので、3週間ほどでまたメールが来ると思うから、それが来たらまた来てください、ごめんなさいね」と。おおおおおおお涙涙涙。しかし、私が返せる言葉は「アレスクラ(わかりました)」のみ。。。帰りの自転車のペダルが重かったこと。。。


そして3週間が過ぎましたがまだ連絡がないので、こちらから催促のメールを送りました。8月3日のことです。するとその時点ではまだできていないとの返事でしたが、その1週間後、ついに準備が整ったとのことでまた同じく家から15分のBürgeramtに行きました。今回も朝一番で行ったので、待ち時間は10分もなかったです。そして前回と同じく、受け取りに来いとのメールが来た、と送られてきたメールを見せると、前回と同じように書類棚のほうにものを探しに。今度はあっさり戻ってきてくれました!受け取りのサインをして、と言われ、サインをしたら、これまでのようなパスポートに張り付けたシール型のビザではなく、免許証のようなカード型のビザをもらうことができました。


無事にビザがもらえたのでブダペストに旅行しました。その様子はまたブログで。


基本的に身分証明書を持ち歩かなくてはいけないのですが、私たちにとっての唯一の身分証明書はビザで、それがこれまではパスポートに張り付けられていたのでちょっと厄介だったのですが、それがカード型になってとっても便利になりました。


と、なっがーーーーい時間をかけてやっとのことでビザの張替え(注意:取得ではない)が終わったのでした。

要した期間:3月~8月

かかったお金:122€(パスポート更新代)+67€(ビザの張替え代)

コロナ期の例外的な記録にしかならないと思いますが、誰かの参考になれば幸いです。





Etsyでベルリンで見つけたアンティーク商品の販売をしています。
私のEtsyショップはこちら:MeineLieblingsdinge



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