チュニジア旅行記③です。①、②はそれぞれの数字をクリックしてくださいね。
4日目。12月20日です。
この日はRさんの友達と一緒にちょっと遠出。Rさんのお兄さんの結婚式でRさんが着る民族衣装を仕立ててあるお店に、その洋服を取りに行くのです。車を西南西に走らせること80キロ。Testour(テストゥール)という街に行きました。Testourは スペインアンダルシア地方に多く住んでいたイスラム教アンダルシア人が、イスラム教迫害を受けてこの地に逃げてきて再建された街なのだそうです。
まずは車を置いて通りを歩いてみます。
街に入ってすぐのところに、広場があって、そのすぐ近くにモスク(イスラム教の礼拝堂)が。
まずはモスクに行ってみます。
モスクに入るために女性はマントと髪を隠すヒジャブの着用が必要とのことで、どちらもはじめて着用。ちょっとうきうき。
この記事を書くにあたって調べたら、このモスク、本来はイスラム教以外の人は入れないらしいです。でもRさんと友達がイスラム教だったからか司教さんらしき人が入れてくれました。
モスクの中の写真も撮らせてくれたけれど、それはきっと公にすべきではないと思うのでここに掲載するのは避けますが、正面の壁にメッカの方向を示すくぼみ(ミフラーブ)があり、そこに向かって、祈るのだそう。たしかRさんはこのモスクの中には女性は入れないと言っていたような。。。記憶が曖昧です。
この日は金曜日で、時間も正午ごろ。このあと、1週間で一番重要な金曜日の正午の礼拝があるそうで、私たちがこのモスクを出た後、モスクにたくさんの人が向かっていました。
聖職者のこの方に写真を撮っていいか尋ねると快く |
そして、この記事を書いている今知ったことなのですが、このモスクにあるこの時計塔、有名らしいです。
なぜ有名かというと、この時計、世界でただ一つ(この辺は本当かあやしいですが)逆回転に進む時計だから。写真が小さいのですが、拡大してみると確かに文字盤がすべて逆です。この時は11時35分ごろだったのですが、普通の時計でいうところの12時25分を指しています。他の方々のブログなどで書いてある理由としては、このモスクもアンダルシア人たちが建てたもので、「時間を巻き戻してアンダルシアに帰りたい」からなんだとか。真偽のほどは定かではありませんが、なんだかノスタルジックなお話ですてきです。
モスクを出て街あるき。
郵便ポストにもミフラーブが |
この街はチュニジアのほかの街とちょっと違うのだそうです。私にはその違いがよくわかりませんが、アンダルシア様式なんだとか。
アンダルシア名物のザクロはこの街でも名物らしいです。おじちゃんがたくましい腕でザクロをぎゅーっと絞ってくれます。
ザクロジュース、うーん、私にはちょっと渋くて。。。オレンジのがよかったかな😜
そしてお衣装。Rさんのお母さんが頼んでいてくれた衣装を取りにお店に。
素材はシルクだと思います。手縫いの部分もあるんだなあ。手作業を見るのは大好き。
あら素敵😍 |
ちなみに私も別の民族衣装のお店で試着させてもらいました。
これも正装の一つらしいです。ウール素材のようでした。
これにてTestourはおしまい。このあとチュニジア最大のローマ遺跡ドゥッガに行きましたが長くなったのでまずはここまで。
ベルリンで見つけたアンティーク商品の販売をしています。
私のEtsyショップはこちら:MeineLieblingsdinge
コメント
コメントを投稿